焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、昨年10月1日に生食用牛肉の新基準が施行されて以降、全国で生食用牛肉を取り扱っていた飲食店などは445施設あり、このうち新基準を守っていたのは全体の6・1%にあたる27施設にとどまっていたことが27日、厚生労働省のまとめで分かった。

 厚労省は、各自治体に対し、違反施設に生食用牛肉の提供を中止させ、あらためて新基準の徹底を指導するよう通知した。

 厚労省によると、生食用牛肉を扱っていたのは、飲食店334施設、食肉処理業8施設、食肉販売業103施設の計445施設。

 このうち新基準を守っていたのは、飲食店18施設、食肉処理業5施設、食肉販売業4施設で、残る418施設は何らかの違反をしていた。

 新基準では、生食用牛肉を扱う際は専用設備で加工し、肉は表面から深さ1センチ以上の部分を60度で2分以上加熱殺菌することなどが義務づけられている。